【保存版】英語をゼロから始めて3カ月で脱初心者→中級者になる方法【実録】

英語学習ロードマップ

この記事を読んでほしい人

  • 英語が話せるようになりたいけど、なにから始めていいかわからない人
  • 最短で英語が話せるようになりたい人
  • 英語が中級くらいにはなったけど伸び悩んでいる人

実践してわかった短期間で語学力を上げる学習の順番

10年ほど前、わたしはフランス語を”ゼロから独学”で学び始めました。

目標は、「フランス人と自然に会話ができるようになること」。
知っていた単語はふたつだけ。「ボンジュール」と「メルシー」。

そんな状態からでも3か月で自分の言いたいことはある程度フランス語で言えるようになりました。4か月目にフランスに旅行をし、移動中の列車の中で、フランス人と2時間楽しく会話をし続けることができるようになっていました。

「パリに何年住んでもフランス語が話せない日本人は多いのに、あなたのフランス語は素晴らしい。」
そう言ってもらって、くすぐったいような、誇らしいような気持になったのをよく覚えています。

もちろん完璧ではありません。言い間違いもありましたし、わからない単語もありました。
でも、「フランス人と会話ができるようになる」という目標はあっさりと達成された感覚でした。

本当にゼロからのスタートのフランス語でこの成果です。
もしこれが英語だったら?

わたしたちは、中学校の3年分以上の英語学習の積み重ねがあります。
でも、話せない。
「アメリカ人と、2時間会話が続かない」

そう悲観する必要はありません。
学校で習ったことも、今あなたが取り組んでいる英語学習もまったく無駄にはなりません。
むしろアドバンテージです。

わたしが4か月目で達成した目標を、あなたならもっと短期間で英語で会話ができるようになるかもしれません。
ぜひ、わたしが実践した順番で英語学習を始めてみてください。

ただし、これは「3か月で英語がペラペラになる方法」ではありません。
そのような誇大広告ではなく、あくまでもタイトルにあるように「脱初心者→中級者」を達成するためのロードマップです。

「中級→上級」になるには、また壁があります。
多くの日本人英語学習者、特に仕事で英語が必要なビジネスパーソンはこの壁に躓いています。

ただ、この記事で紹介するステップを踏むことで、確かな英語力の土台となり、上級者への壁のブレイクスルーにもつながります。
なので、中級→上級の壁に躓いている英語学習者の方にも、ぜひ読んでほしい内容です。

何をやったか。4カ月の学習の中身

時期インプットアウトプット
1か月目:A1(超初心者)① 発音 → ② 文法 → ③ リスニングなし
2か月目:A2(初心者)① 発音 ② 文法 ③ 語彙 ④ リスニング作文
3か月目:A2〜(初中級)同上作文 + 独り言
4か月目:B1(中級)同上作文 + 独り言 + 実践会話

特別なことは何もしていません。語学学習に「魔法」はないですからね。
やったことを月ごとに振り返ると、こうなります。

1か月目:A1(超初心者レベル)

まず最初に取り組んだのは「発音」です。

最初に発音ルールを学んでおかないと、新しく学ぶ語彙がすべて誤った知識となってしまいます。
リスニングに関しても、聞き取れない耳になってしまう。
だから、最初の1~2週間は発音だけに集中しました。

一通り発音ルールを理解したら、次は文法ルールを学びます。
文法は100%理解できなくてもOK。まずは全体像を把握するために、文法のテキストを一冊終えました。

語学はいったん「そういうものか」と飲み込むマインドがとても大切です。
時期が来れば、点と点がつながって深い理解に繋がったり、言葉では説明しにくくてもニュアンスで理解できるようになってきます。
これを最初から100%の理解をしようとしたら、「暗記」になってしまい、「会話ができるようになる」という目標が遠ざかってしまいます。

また、初日から並行して、フランス語の音声をひたすら聞きました。
これは、日本語訳が付いている例文集のようなものがおすすめです。

この時点で音声をたくさん聞く目的は、「この言語の音のリズムと感覚」を体にしみ込ませることなので、意味がわからない音声でも問題ないのですが、後々「意味が分かる」フェーズに入っていくので、その時にこのなじみのある音声が強い味方になってくれます。

2か月目:A2(初心者レベル)

1か月目で文法ルールを大まかに理解したら、次はその文法を「運用」できるようにしていくフェーズです。

方法は、同じ文法テキストを使って、イチから文法ルールに沿って作文をしていきます。
わかりやすいように、英語の文法を例にしてみますね。

文法ルール:be 動詞
現在形では主語によって3つを使い分けます。

  • I am (例: I am a student.)
  • He / She / It / 単数名詞 (Mr. Tanaka, The desk) is (例: She is happy.)
  • You / We / They / 複数名詞 (Friends, The dogs) are (例: They are happy.)

この文法ルールを使って、思いつく限り例文を作っていきます。

例えば:
– I am tired.
– I am happy today.
– I am at home.
– He is very tall.
– My brother is kind.
– This book is difficult.
– You are funny.
– We are friends. などなど

作文をする目的は2つ。
「文法を運用できるようにすること」と「語彙を増やすこと」。

”日本語の文章を訳す”というよりも、自分の言いたいことをこの文法に当てはめて言ってみる練習です。
その過程で分からない単語があれば、調べる。調べた単語は、必ず発音を確認する。
そうすることで、運用できる文法と語彙が爆発的に増えていきます。

前述したように、わたしは「会話ができること」を目標にしていたので、書くことはしていません。その代わり、学んだ発音ルール通りに発音できているかチェックしながら、声に出して練習していました。

もちろんまだ完全に文法を理解しているわけではないので、間違いがあるかもしれませんが、ひとまず気にしません。
例えば、上記例の「We are friends.」という文章。
「英語の複数形は s をつける」というルールがまだ運用できていなければ、「We are friend」と言ってしまうかもしれません。
それで大丈夫です。ここでは、be 動詞の運用練習なので、be 動詞が正しく使えていればOKです。
複数形の運用練習は、またその項目に行うことで、ピースがはまり、より正確な文章を運用できるようになります。

並行して、引き続きフランス語の音声もひたすら毎日聞いていました。
文法や語彙が増えていくにつれて、「意味が分かる」箇所がポツポツ出てきます。
日本語訳があるテキストであれば、ここで意味があっているか確認することもできます。

さらに大きな効果があったのは、作文練習しながらも、フランス語のリズムがなんとなく身についているのを感じたことです。
英語の例で言うと、「He」「is」「 kind」と一つずつ単語を発音するのではなく、「He’s kind.」と一気に言えるようになるのが早かったです。
どのように発音すれば、その言語っぽくなるのかが染みついてきているということですね。

3か月目:A2~(初中級レベル)

この表の2か月目と3か月目を見比べてみてください。
アウトプットの「矢印」の方向が変わっているかと思います。

2か月目では、インプットしたものをどのようにアウトプットに繋げるかの確認作業でした。
それが一通り終われば、3か月目は、アウトプットしたものが、正しくインプットした結果になっているかを確認する作業に移ります。

ただし、アウトプットを重視するのではなく、アウトプットに足りない「文法・語彙・発音」を強化するのが一番の目的です。やみくもなアウトプットは、必ず語学学習のどこかでひずみを生じさせるので、この目的を必ず肝に銘じておきましょう。

このフェーズでは、作文も引き続き行いますが、一つ一つの文法事項の確認ではなく、複数の文法の組み合わせで文章を作ります。

また英語の例を挙げてみてみましょう。

言いたいこと:
「(電車の中で)わたしの前に座っているおじさん、わたしのおじいちゃんに似てる…」

→英語にしてみる:
”The man sitting in front of me looks like my grandfather.”

そう、頭の中の独り言をそのまま作文してみています。
この英文を言えるようにするためには、”sitting in front of me”という「分詞構文」を理解していないと伝えられないですし、”look like=似ている”という語彙を知らないと表現できません。
2か月目をどれだけ真面目にやったかが問われるかもしれませんね。

わからないこと一つ一つを、発音や文法書に立ち戻って確認したり、語彙を調べる作業です。
言いたいけど言えないことを潰していく感覚ですね。

まずは1文ずつ思いついた事を作文していき、それに慣れてきたら、何かテーマに沿ってまとまった量を独り言してみるのもおすすめです。
例えば、「明日の予定」「一番好きな映画」など何でも良いです。

テーマに沿って話すときは、「間違ってるよな‥」「これ単語知らない‥」というタイミングがあっても気にせずに、ひとまず話し終えることを目標にします。
話し終えてから、どうしても気になる=今後もどこかで使いそう‥という文法事項や語彙だけを調べるようにします。
そうすることで、発話の流暢さも鍛えることができます。

まだ一度もフランス人と会話をしたことがなくても、自分の言いたいことはなんとなく伝えられる状態になりました。

ここまできたら、初日から毎日聞いていたリスニング音声は、覚えるくらいになっていますし、音を聞くだけで意味がわかるようになっています。
ここでこの音声教材とはお別れです。

4か月目:B1(中級レベル)

3カ月間のインプット期間を経て、ようやく「実際に誰かと話す」という段階へ移行します。
わたしの場合はフランス旅行に突撃しましたが、英語学習であればオンライン英会話などを活用するのも良いですね。

驚いたのは、「意外と会話できた」ということです。
心配だったのは、①リスニング、②自分の発音が果たして正しく伝わるか、③言いたいことが正しく伝わるかでしたが、どれも完璧ではないにしても、少なくとも旅行中困ったことは一度もありませんでした。
「Wifiのパスワードが通らない」「予約していた電車がキャンセルになった」などというトラブルもすべてフランス語だけで乗り切れましたし、冒頭でご紹介したとおり、列車の移動中に隣に座っていたフランス人と2時間楽しく会話ができるまでになっていました。

もちろん、まだまだ課題はあります。
でもすでに「初心者」の域はとっくに抜け出して、次は中級者としての学習段階に入っていきます。

未知のフランス語でも3~4カ月で初心者を脱することができました。
あなたの英語でも、それは十分に可能です。

なぜこの順番での学習が正しいのか

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