来週、英語でプレゼンをすることになった。
内容は日本語ならいくらでも話せる。
なのに、英語で構成しようとした瞬間、何から話せばいいか分からなくなる。
詰まっているのは英語力ではなく、プレゼンという形式そのものに慣れていないからかもしれません。英語のプレゼンには、決まった型があります。型を先に知っておけば、あとは自分の内容を流し込むだけで済みます。
英語プレゼンは3つの塊でできている
英語のプレゼンは、次の3つの塊で組み立てます。
- オープニング|何について話すかを、最初の数十秒で伝える
- ボディ|要点を先に置き、詳細をあとに続ける
- クロージング|要点をもう一度まとめ、次のアクションを示す
日本語のプレゼンでは、背景から入って結論に向かう構成もよく使われます。英語では逆で、結論を先に置き、そのあとで理由や詳細を補う形が基本です。この並べ方の理屈は英語的思考での話し方とは|結論を先に、理由はあとで決めるで扱っています。
オープニング|最初の数十秒で聞き手をつかむ
聞き手は、話し始めの数十秒で「聞く価値があるか」を判断します。ここで使う型は決まっています。
- “Today, I’d like to talk about ~”(今日は〜についてお話しします)
- “By the end of this presentation, you’ll understand ~”(このプレゼンが終わる頃には、〜が分かるようになります)
自己紹介から入りたくなりますが、聞き手が知りたいのは「何の話か」です。自己紹介は後回しにして、テーマを先に言ってください。
ボディ|要点を先に、詳細をあとに
本編では、1つの要点につき「結論→理由→具体例」の順で話します。
- “The main point is ~”(要点は〜です)
- “This is because ~”(理由は〜だからです)
- “For example, ~”(例えば〜)
要点が複数あるときは、最初に数を宣言してください。”There are three points I’d like to make.” のように言えば、聞き手は残りの見通しを持ちながら聞けます。数を宣言したら、その数を守ってください。3つと言って2つで終わると、聞き手は残りを探してしまいます。
話題を移すときの合図も決めておくと、聞き手が迷いません。
- “Moving on to the next point, ~”(次の点に移ります)
- “That brings me to ~”(そこで次は〜です)
クロージング|要点を戻し、行動を示す
締めでは、話した要点をもう一度短くまとめ、聞き手に次に何をしてほしいかを伝えます。
- “To summarize, ~”(まとめると〜です)
- “I’d like you to ~”(〜していただきたいと思います)
質疑応答に移る前に、”I’ll be happy to take any questions.” のような一言を置くと、間が空かず自然に移れます。
質疑応答で詰まらないための準備
質疑応答は、事前に型を持っておくと崩れません。すぐに答えが浮かばないときは、無言にならず次の一言で時間を作ってください。
- “That’s a great question.”(良い質問ですね)
- “Let me think about that for a moment.”(少し考えさせてください)
分からない質問には、無理に答えを作らず “I’ll get back to you on that.” (後ほど確認してお答えします)で構いません。その場で完璧に答えることより、誠実に対応することのほうが評価されます。
次にやること
今日やることは1つです。次のプレゼンの要点を1つ選び、「結論→理由→具体例」の順で1分だけ声に出してみてください。
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