無料カウンセリングの予約ボタンの上で、指が止まる。
「結果にコミット」は知っている。
本気でやるなら、これくらい必要なのかもしれない。
でも、もし続かなかったら。
タブを閉じて、今日も決めないまま終わる。
心当たりはありませんか?
先に結論を書きます。RIZAP ENGLISHで買うのは、週2回50分のセッションではありません。公式サイトが明記している「自宅学習3時間/日以上」を、やり切らせる仕組みのほうです。
ここを取り違えると、ほぼ確実に後悔します。だからこの記事は、そこから始めます。
まず誤解を解く|セッションは全体の1割強しかない
パーソナルトレーニングは週2回・1回50分。英会話コースには、オンライン英会話「Cambly」が週90分つきます。
そして公式のコース内容比較には、自宅学習時間として「3時間/日以上」と書かれています。
16回コース(2ヶ月)で積み上げてみます。セッションが50分×16回で約13時間。Camblyが週90分×8週で約12時間。自宅学習が3時間×60日で180時間。合わせておよそ205時間です。
トレーナーと直接向き合うのは25時間。全体の1割強にすぎません。残りの9割は、自分ひとりで机に向かう時間です。
RIZAP ENGLISHの料金【2026年8月7日 時点】
英会話コースとTOEIC® L&R TESTスコアアップコースは、料金が同額です。
| 回数・期間 | 受講料(税込) | 入会金込みの総額 | 給付金 |
| 16回/2ヶ月 | 437,800円 (税抜398,000円) |
492,800円 | 対象外 |
| 24回/3ヶ月 | 580,800円 (税抜528,000円) |
635,800円 | 対象 |
| 32回/4ヶ月 | 723,800円 (税抜658,000円) |
778,800円 | 対象 |
入会金は55,000円(税込)で、全コース共通です。支払いは一括振込・デビットカード・分割払いに限られます。
なお公式サイトは税抜を大きく、税込を括弧で添える形をとっています。実際に払うのは税込のほうです。
安くできる条件が3つあります
平日12〜17時にオンラインで集中受講するプランです。24回475,200円(税込)。通常の24回より105,600円安くなります。
② 学割
在学中で学生証を出せる方は33%オフ。16回コースが297,000円(税込)になります。平日12時〜17時開始のセッションのみ予約可能です。修了後の継続コースも各回数20%オフ。
③ 一般教育訓練給付金制度
24回・32回コースが対象です。16回コースは対象外なので、給付を狙うなら24回以上を選ぶことになります。受講費用の20%(上限10万円)が支給される制度で、雇用保険の加入期間などの条件があります。対象かどうかはハローワークで確認してください。
平日の日中に動ける人は、選択肢が大きく変わります。ここを確認せずに通常コースへ申し込むのは、もったいないところです。
分割払いは「月々約1万円」で終わりません
公式サイトは「月々約1万円から始められる」と案内しています。これは事実です。ただし、同じページの注記にある支払総額も併せて見てください。
16回コースを一括で払えば492,800円。60回払い(頭金0円・実質年率19.8%)にすると、初回18,805円+月々12,900円×59回で、総額779,905円になります。
差額は287,105円。約1.58倍です。これは公式サイトが自ら書いている数字であり、隠されているわけではありません。ただ、紹介記事で触れられることはほとんどありません。
一括で払えない金額なら、その時点で見送るのも十分に合理的な判断です。英語学習は、5年ローンを組まなくても始められます。
30日間全額返金保証には条件があります
高額サービスとしては珍しく、出口が用意されています。ただし条件は正確に把握してください。
・返金手続きは来店のうえ書面で行う。電話やメールでは受け付けられない。
・この保証を利用すると、再入会できない。
「合わなければいつでも辞められる」わけではありません。判断のタイムリミットは初回から30日です。
しかも1日3時間の負荷が本当にきついと分かるのは、走り出して数週間経ってからです。この区切りを、最初に頭へ入れておいてください。
何をするのか|2つのコースの違い
料金は同じでも、中身は分かれます。
英会話コースは、英語を英語のまま理解して発話する訓練が軸です。オンライン英会話Camblyが週90分つき、効果測定にはVERSANT®(開始時と修了時)とCEFR-J準拠のアセスメントテストを使います。
TOEIC®コースは、対策BOOKとIPテスト・模試で進めます。学習時間管理アプリが加わり、点数保証もつきます。受講期間内に保証点数へ届かなければ、達成まで無料でセッションとIPテストが追加される仕組みです。規定の受講条件があるので、中身は必ずカウンセリングで確認してください。
対象レベルはどちらも超初心者からTOEIC®900以上まで。自宅学習3時間/日以上も共通です。
目標設定にCEFR-J、測定にVERSANT®を使っている点は評価できます。「なんとなく上達した気がする」ではなく、外部の指標で測る設計だからです。高額なサービスを選ぶときは、成果を何で測るかが示されているかどうかが判断材料になります。
Camblyが週90分つくのも、コーチング系では特徴的です。実際に話して詰まった箇所が、自分に足りないものを教えてくれます。この仕組みは「Noticing Gap」で知性を英語に変える3ステップで解説しています。
「2ヶ月で話せるようになる」のか|学習時間から検証する
CEFRのレベルを1段上げるのに必要とされる時間は、おおよそこうです(詳細は英語を習得するのに必要な時間は?)。A2からB1で600〜800時間。B1からB2で800〜1200時間。
一方、RIZAP ENGLISHの各コースを「1日3時間を完遂した前提」で積むと、16回で約205時間、24回で約310時間、32回で約410時間です。
最長の32回コースを完走しても、B1からB2に必要とされる時間の半分に届きません。つまり「2ヶ月でCEFRのレベルが1段上がる」ことは、計算上ほぼ起こりません。
ではムダなのか。逆です
205時間を独学で積むと、どれくらいかかるか考えてみてください。1日1時間なら約7ヶ月。1日30分なら約1年2ヶ月です。
RIZAP ENGLISHの2ヶ月コースがやっているのは、独学7ヶ月分を2ヶ月に圧縮することです。学習は間隔が空くほど忘却で目減りするため、同じ205時間でも短期に集中させたほうが残ります。ここにこの価格帯の合理性があります。
正しい期待値はこうです。「2ヶ月で話せるようになる」ではありません。「2ヶ月で、独学なら半年以上かかる負荷を確実に消化する」。この理解で申し込めば、ズレは起きません。
公式の実績データも、この見立てと合います
3ヶ月でVERSANT®最大18点UP。ただし注記によれば、体験者N=14人(27〜47歳)の統計処理による範囲は「−1.5点 〜 18.5点」(2020年12月 日本臨床試験協会調べ)。
TOEIC®コース
2ヶ月で最大361点UP。ただし注記によれば、体験者N=23人の統計処理による範囲は「−108.8点 〜 +361.3点」(2017年 統計研究所調べ)。
見るべきは「最大」の数字ではありません。範囲の下限がマイナスであることです。公式サイト自身がそう書いています。
同じコースを受けても、伸びる人とほとんど変わらない人がいる。両者を分けているのは、ほぼ確実に「1日3時間を実行できたかどうか」です。
評判|語られている良い面と、気になる面
ネット上で見られる声を整理します。以下は第三者の投稿であり、効果を保証するものではありません。
良い評価として語られているのは、次のようなものです。
- トレーナーが週2回、直接教えてくれる点を評価する声があります。疑問がその場で解けるため、つまずきが長引きにくいという趣旨です。
- TOEICコースの弱点分析が細かいという声があります。パート別に何が弱いかを特定してもらえる点です。
- 2ヶ月でTOEICのスコアが200点台伸びたという報告も見られます。
気になる声として語られているのは、こちらです。
- 「1日3時間の宿題がきつい」という声が最も目立ちます。「効果は確実にあるが、相当な覚悟が必要」という趣旨の感想が繰り返し出てきます。
- 料金の高さを指摘する声も当然多く見られます。
- トレーナーによって当たり外れを感じた、という声もあります。
ここで大事なのは、「きつい」は欠点ではないということです。仕様です。1日3時間は公式サイトが明記している前提であり、後から出てくる条件ではありません。甘く見積もって申し込むと、返金保証の30日を過ぎたあたりから苦しくなります。
向いている人
- 1日3時間を、2〜4ヶ月確保できる人。これが最大かつ最重要の条件です。
- 期限がある人。海外赴任、昇進、転職など、試行錯誤している時間がない。
- 一人では続かない自覚がある人。週2回の対面と日々の管理は、その部分を外注する手段です。
- 平日12〜17時に動ける人。ワークデイコースや学割で負担が大きく下がります。
- TOEICで明確な目標点がある人。点数保証はTOEICコースの実質的な強みです。
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向いていない人
→ 最重要です。ここが崩れると、払った金額に対して何も残りません
・英語を「教わりたい」人
→ 手を動かして反復するのは受講者自身です
・話す量だけを増やしたい人
→ その目的ならオンライン英会話のほうが直接的で、費用は桁が違います
・自分で計画を立てて続けられる人
→ 管理してもらう部分に費用を払う理由が薄くなります
・分割払いでしか支払えない人
→ 60回払いにすると総額は約1.58倍になります
4つめを補足します。RIZAP ENGLISHで行う訓練自体は、独学でも実行できるものです。やり方はシャドーイングのやり方完全ガイドで公開していますし、何をどの順番でやるかは英語勉強法は「順番」が9割にまとめました。
これらを読んで自分で計画を立てられるなら、中核価値の半分はもう自前で用意できています。残りは「毎日それを実行する強制力」だけです。そこに49万円を払う価値があるかどうかは、過去に自分が何回挫折したかで決めてください。
まとめ|何を買うのかを理解してから決める
RIZAP ENGLISHが売っているのは、英語のレッスンではありません。1日3時間の学習を、2〜4ヶ月やり切らせる仕組みです。週2回のセッションは、その仕組みを回すための点検と修正の場だと考えるのが実態に近いはずです。
だから判断基準はシンプルになります。1日3時間を確保できるか。できるなら、独学の半年以上を2ヶ月に圧縮する装置として機能します。できないなら、金額の大小に関係なく選ぶべきではありません。
迷っているなら、無料カウンセリング(90分)で英語力診断を受けてみてください。自分の弱点がどこにあるかが分かれば、そもそもこの価格帯が必要かどうかも見えてきます。カウンセリングはオンラインで受けられ、対面の場合は新橋店で行われます。
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他社と比べて検討したい場合は、英語コーチング比較|第二言語習得の観点で選ぶ5社で料金と特徴を並べています。月額3.5万円台から選べるサービスもあります。
なお料金・コース内容・保証の条件は変更されることがあります。この記事の情報は2026年8月7日 時点のものです。


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