英語で何を勉強すればいいかわからない|レベル・課題・目的の順で決める

英語学習ロードマップ

英語の教材は多く、何から手をつければいいか迷いがちです。レベル・課題・目的を決める順番さえ守れば、自分に合った教材が自然に決まります。

こんなこと、心当たりありませんか?

書店に行く。
参考書を1冊選ぼうとして、30分そこにいる。
結局、去年買ったものと似たものを手に取る。

アプリを入れ直す。3日で開かなくなる。
「何から手をつければいいんだろう」

教材ジプシーになってしまうのは、実は選択肢の多さが理由ではありません。選ぶ基準を作らないまま、教材から選ぼうとしているからです。

決める順番は3つです。上から順に決めれば、最後に残るものが今日やることになります。

決める順番は「レベル → 課題 → 目的」

この3つを、必ずこの順で決めます。

  1. レベル|いま自分がどの段階にいるか
  2. 課題|その段階で、何が止まっているか
  3. 目的|いつまでに、何ができるようになりたいか

順番を逆にすると決まりません。目的から入ると「TOEIC800点」のような数字が出てきますが、いまの位置が分からないので、やることが決まらないからです。

教材は最後に決まります。最初に選ぶものではありません。
決める順番は3つです。上から順に埋めてみてください。

順番 決めること 決め方
① レベル いま自分がどの段階にいるか 6つの段階から、当てはまるものを1つ選ぶ
② 課題 その段階のどこで止まっているか 症状から、止まっている処理を1つに絞る
③ 目的 いつまでに、どの場面で困らなくなりたいか 期限と場面を、1文で書く

①レベル|まず現在地を決める

テストのスコアがなくても、自分のレベルを知ることは可能です。いまできることの範囲を見れば、自分がどの段階にいるかが分かります。

最初にやること:6つの段階から、自分に当てはまるものを1つ選ぶ。

「できること」「止まるところ」で判定できるようにしたのが英語レベルの簡易診断|テストを受けずに、いまの段階を決めるです。所要時間は5分ほどです。

迷ったら下のレベルを選びましょう。上を選ぶと土台が抜けたまま進み、結局戻ることになります。

スコアを持っている場合は、CEFR・TOEIC・英検の換算表|同じ「B2」でも中身が違う理由で読み替えられます。ただしTOEIC L&Rは話す力を測っていないので、スコアだけで決めないことが大事です。

②課題|止まっている場所を特定する

同じレベル帯でも、詰まっている場所は人によって違います。ここを特定しないと、教材を買っても自分には効果がないかもしれません。

最初にやること:症状から、止まっている処理を1つに絞る。

よくある症状は次の6つです。それぞれ、原因の切り分けを別記事にまとめてあります。

どれも、判定の方法から書いてあります。読むだけでなく、ぜひその場で1回試してみてくださいね。

③目的|期限と場面を決める

最後に目的です。ここまで来て初めて、期限が意味を持ちます。

最初にやること:「いつまでに、どの場面で困らなくなりたいか」を1文で書く。

「半年後の定例会議で、資料なしで進捗を説明できる」のように、場面まで書きます。スコアではなく場面で書くと、やることが決まります。

必要な時間の見積もりは英語を習得するのに必要な時間は?目指すレベル別に学習時間と学習方法を解説で確認できます。1段階上がるのに数百時間かかるので、期限のほうを現実に合わせることもあります。

よくある質問

3つとも決められないときはどうしますか

レベルだけ決めましょう。それだけで教材の範囲は絞れます。

課題は、学習を始めてから見つかることも多いです。最初から完璧に決めようとすると、また決められません。

いろいろな勉強法を試してきましたが続きません

続かない原因は、たいてい順番です。いまの段階に合わない練習は、成果が出るまでが長すぎて続きません。

学習の順序そのものは英語勉強法は「順番」が9割。SLAが導く大人のための4ステップに、やり直しが続かない理由は英語をやり直したい大人へ。「根性」より「順番」が、最短で話せるようになる理由にまとめてあります。

複数の課題があるときは、どれからやりますか

音に関する課題を先に行うのがおすすめです。なぜなら、聞き取れないまま他を積んでも、内容が定着しにくいから。

例外は文法です。これはどの段階でも並行して進められます。

次にやること

今日やることは1つです。まず5分で、自分の段階を決めましょう。

段階が決まれば課題が絞れて、課題が決まれば教材が決まります。順番を守れば、書店で30分迷うことはなくなります。

全体のロードマップを先に見たい場合は、英語学習ロードマップ|いま自分がどの段階にいるかを先に決めるで4つの段階を確認してみましょう。

タイトルとURLをコピーしました